公共施設のインテリアコーディネート [● インテリアの仕事]
亀岡市立人権福祉センターが5月に竣工しました。
この文化センターのインテリアコーディネートをさせて頂きました。
ことの起こりは、市の建築委員長さんが女性の方で
地域の人々が「来て楽しい」「また来たい」と思うような空間にしたいというご要望だったことです。
しかし、設計・工事が公共施設専門の男性ばかりで
話が分かってもらえず、孤立無援状態。
「ぜひ、インテリアコーディネーターを入れて欲しい」という事で、
私が、出動^^させて頂くこととなりました。
打ち合わせで、委員長と私が「これがカワイイかも」「う~ん、カワイイ!」 という度に
男性陣は「カワイイって、なーに?」と不思議な顔をされていましたが、
そのうちに、「・・・これも、カワイイ???って言っていいんですよね(笑)」ですって^^。
始めは、床・壁・天井材を選ぶお手伝いをという話でしたが
いやいや、そうはいかなかったのですね。
話が進むうちに、ドアのデザイン、トイレなどのピクトマーク、外壁のアイアンの妻飾り、ステンドガラス、照明器具、備品(家具/カーテン)まで
やはり、トータルで考えないとちぐはぐになってしまいます。
エントランスホールです。まるで、ホテルのロビーのようで、ここに来た途端、いい気分になります。
「毎日でも、ここに来たい!」そんな声もありうれしい限りです。
しかし、公共施設では、絶対外せないのが掲示板。
ここまでインテリアにこだわると、掲示板のデザインが悩ましい^^
そこで思いついたのが、イタリア製のモールディングを使うこと
お高くないし空間イメージにもピッタリ(上の写真右側)
これを見た時、委員長さん「なんにも貼らないでほしい」と思わず言ってしまわれました。
確かに・・・貼るのがもったいないような掲示板
でも、貼ってくださいね。
キッチン付きの、多目的利用室。高齢者のリクレーションや、地域のパーティーに使用します。
子どもたちのためのスペース。絵本の読み聞かせやクリスマス・七夕パーティーに使います。寒くないように床暖房が入っています。
情報コーナー。左のところにはパソコンが入りまーす。
和室。床の間の金箔風の壁紙とあじろ天井がポイントです。
そして
大会議室です。各種講演やコンサートにも使用します。
ありきたりの緞帳では 雰囲気ダイナシですね。
デザインを起こして作ってもらいました。
公共もののインテリアは、どうしても無難になりがちです。
しかも、市民の皆さんの大切な税金を使うわけですから、 「良い物できたけど、お金もかかった」・・・ではダメなんですね。
この施設、インテリアにすごくお金がかかったでしょ?と思われるかもしれませんが
いいえ、そんなことはありません、はじめに頂いた予算の範囲です。
同じ予算でも選定次第・工夫次第でここまで華やかにもなります。
「今後の文化施設の良い事例になるとウレシイ」と委員長さんがおっしゃってましたが、私も、全く同感です。
今回、すてきな皆様と思う存分お仕事をさせて頂きました。
ご縁があり、ご紹介いただいた方に感謝。
設計の方、工事関係の皆様、市の職員の皆様など、新しいご縁にも感謝です。
お世話になり、ありがとうございました。
このあと「オープニング記念パーティ」に呼んで頂きましたが、
その話は、またの機会に。
皆様、本日もご訪問ありがとうございました (^^♪
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