配灯計画大好きって、ヘンかしらん [● インテリアの仕事]
ただいま、子育て真っ最中のご家族の新築住宅を設計していまーす。
平面プランを練りに練り、クライアント様と打ち合わせやショールームへごいっしょしたり。
ショールーム!楽しいですね。クライアント様も、私も盛り上がりすぎるくらい盛り上がります。
それはいいのですが、見積もり、明らかに上がる方向に進んでいます(汗)
社内では、実施設計をせっせと引いてくれているのですが、
ショールームから帰ってくるたびに、変更、また、変更。ごめん。。。
さて、 今日は、配灯計画・コンセント・スイッチ関係を図面に落としていきます。
配灯計画ってあまり耳なじみのない言葉ですが、要するに照明の位置や明るさ雰囲気をプランすることです。
それに伴って、スイッチの位置も図面に落としていきます。
ご家族の暮らしぶりや動線を、物語のように大妄想しながら(~_~)
くつろげるリビングのあかりや、おいしいダイニングのあかりを考えていく、それに伴って「、ここしかない!」という場所にスイッチを付ける。
これが、たまらなく好きなんですね~。
しかし、スイッチやコンセントは付ける場所と高さ位置が難しいですね。
なぜかコンセントの位置、日本はえらい床の近くについています。
廊下のお掃除用コンセントだって、床近くについている。
なんで、いちいち腰をかがめてコンセントの抜き差しする必要がある?
しかも、小さなハイハイするような子どもたちが、よだれの付いた手で、何か突っ込みたく衝動に駆られる高さではないか。危険すぎる!
「コンセントはそんなもんです」という業界人の方がいましたけど、そんなおざなりでいいのか・・・ほんまに
いや、よくない!というわけで、弊社は展開図にスイッチやコンセントプレートを描いております。
これもどなたか建築家の先生がおっしゃってましたが「デザインの悪いのは、まぁ、、、見慣れるけど、使い勝手の悪いのは一生慣れることがない、いやだんだん腹が立ってくる」
先生!おっしゃる通りです。新治頑張ります!
久しぶりの投稿となりました。
にもかかわらず、皆様ご訪問ありがとうございました。
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京都女子大学の講演に行って来ました [● インテリアの仕事]
先日、ご縁があり京都女子大学の生活造形学科に、ゲストティーチャーとしてお招き頂きました。
京都女子大学では、キャリア教育の一環として、学生さんたちが自分たちの手でゲストティーチャーを調達してすべての交渉ごとや段取りを行うというカリキュラムがあるようです。
「あの、あの~、私、△△さんに紹介して頂いた京都女子大学生活造形学科の○○と申します。この度、ゲストティーチャーとして講演を、あの、お願いしたいのですが・・・」
緊張はされていますが、なんて、きちんとした話し方でしょう。
なんて、可愛らしいと言っては失礼ですが、初々しく、心のこもったお申し出に
私も、「はい、私で良ければ喜んで」 と、即答させて頂きました。
私が20歳ぐらいの時、こんな交渉事が出来たかしら?と思うと
絶対、無理!無理!無理!!(+o+) 絶対噛み噛み
敬語だって、喋れたかどうか怪しい(笑)
カリキュラムで、こういうことが経験できることは、貴重な体験でしょうし、羨ましくもありました。
さて、当日は憧れの通学バス 「プリンセスライン」に乗って参ります。
お姫様好きの私には「プリンセスライン」というネーミングだけで、ワクワクものでした。
真っ赤な車体には、エレガントな「Princess Line」 のロゴが入っています。
しかし乗ってみてわかったのですが・・・優雅な名前とはちょっと違う、じゃじゃ馬な走りっぷりでございました^^;。
さて、教室の確保やパソコンの準備も学生さんたちの仕事です。
200人は入るであろう、階段式の視聴覚教室を準備して頂いて、私もちょっと緊張。
いろいろな大学に行かせていただいていますが、階段式の教室は初めてです。
「ガリレオか?」「そ・そっ湯川学って、オイ違うがな」自らの緊張をほぐすため、心のなかでボケ・ツッコミ
せっせと、準備をして下さる学生さんたち。 カワイイ♪(失礼)
今日の講演内容は、インテリアコーディネーターのお仕事について学びたいということで
インテリアコーディネーターの役割や、必要な資質、受験概要
また、 施工例を交えて実際の仕事の仕方などをお話させて頂きました。
今日は、アパレル科の学生さんも受講してくださったので、
元ファッションデザイナーをしていた私は、ここぞとばかりアパレルのお話も盛り込んでお話させて頂きました。
展示会や、企業デザイナーのあり方など、久しぶりに語れて、楽しかったです。
熱心に、ノートを取りながら聴いて下さる学生さんを前に、私も熱が入ります。
終わったあとは、たくさんの拍手をいただきありがとうございました。
うれしかったです。私も、とても楽しくお話をさせて頂きました。
これからも、お勉強頑張ってください。
皆様、本日もご訪問ありがとうございました(^o^)丿
関西エクステリアフェア2013に行って来ました。 [● インテリアの仕事]
先日、関西エクステリアフェア2013に行って来ました。今年で8回目とのことです。
今年も楽しみにして出かけました。
「エクステリア」という言葉が日本で誕生して今年で50年とか
今では、様々な洋風の家に合う「エクステリア」の商材はたくさんあり
どんな庭や外構だって、まったく困ることはありません。
以前は、エクステリアやガーデニングという概念もなくて
家自体は洋風だけど、なぜか庭だけ和風
玄関には、まさかの「門かぶりの松」(TT)なんてこと
ありましたよね・・・ずいぶん昔ですが^^;
今でも、リフォームをされるお宅で「洋風の応接間から見える庭が和風」なんてことはよくあります。
しかも、大ーきな石がゴーロゴロ・・・と言ってはいけませんね^^;。
石にはランクがあり、どこの川のどこから切り出したものが上等!とかあります。
「あそこんちの石は、どこそこの石だけど、うちのはもっと上等の・・・云々云々(ドヤ顔)」
親戚同士やご近所同士で競いあうのも、また楽し。
なんてったって、石はステータスのシンボルだったのですから。
会場内は写真撮影OK! うれしい♪
こんな門扉使ってみたい!いや、絶対使う!
ロートアイアンではなくロートアルミで軽くてメンテも良さそうです。
庭のコーナーにこんな棚があると、ガーデニングももっと楽しいはず。いいな♪いいな♪
これも、アルミです。
ん百万円の和風の門セット。日本っていいなぁ。 しかし、これもやっぱりアルミ製・・・ま、いっか
LEDにしか出来ない照明ワザ。さすがにこれは木製でした。
夜のリビングから、こんなのが眺められたら素敵でしょうね。
石も、たくさん種類が増えました。
これだけ種類があれば、なんでも出来そう、プロバンス風、アジアン風、イタリアン、アメリカン、モロカン、エジプト風
さぁ、なんでもかかって来い!(笑)
さて、花好きなわたくしには、このフェアでもうひとつの楽しみがあります。
それは、ガーデニングの提案。
うつくしく咲きほこる初夏の花々が、惜しげもなく、あちらこちらに植えられています。
背丈の違うものや様々な色の花が、それぞれ絶妙なバランスです。
プロのガーデナーさんにかかると、同じ花を植えてもこんなに違うと実感!
あっ、インテリアもそうですよ。
同じ商品でもインテリアコーディネーターが入ると、 ぜんぜん違います。(と、すかさず宣伝^^)
ここだけで、30分は居られそうです、が、まあ・・・そうもまいりません(*´ェ`*)
そそくさと、シックに植えられているダリアもカメラに納めます。
エクステリアや庭は、決してあだやおろそかにしてはいけません。
エクステリア関係は工事の最後になるので
工事が進むにつれて、予算が他に取られがちですが
せっかくの、お家が泣いてしまいます(TT)
ぜひ、きちんと最初に予算をとって素敵なエクステリアを目指しましょう。
皆様、本日もご訪問ありがとうございました(●^o^●)
竣工パーティに呼んでいただきました [● インテリアの仕事]
亀岡市立人権福祉センター 愛称、「MILKY WAY」のインテリアコーディネートをさせて頂いた話の続きです。
5月8日、竣工記念の集いが開催され、私も呼んで頂きました。
写真は、施設のリーフレットと記念のDVDです。
コーディネートで関わらせていただいた期間は約半年
建築委員長さんとは、何度もお会いするうち
すっかり仲良くさせていただき、委員長さんち自家製のお味噌や梅干まで頂く程になりました。
「ぜひ、パーティにも来てね」のお誘いに、嬉しくて、うれしくて、もちろん「はい!」と即答です(笑)
お花と、お菓子と、カラの密閉容器(お味噌の)を持って、いそいそと出かけました。
到着です。
「本日は、まことにおめでとうございます」
エントランスホールには、たまたま紳士ばかりです・・・もちろん、女性の方もたくさんいらっしゃいました^^。
いつも思うのですが、インテリアは、人々が入ったとたん空間が呼吸を始めるように感じます。
ちょっとよそよそしいい張り詰めた感じの竣工写真とは、また違うあたたかいものがあります。
ホールの入り口には、以前の文化センターで使っていた大きな柱時計が置かれていました。
これからも引き続きこの場所で新しい歴史を刻みます。
このインテリアにもピッタリです。
さて、「オープン記念の集い」が始まります。
午後2時半から8時まで楽しい催しやご挨拶ご祝辞が目白押し。
バイオリン演奏やお琴の演奏、日本舞踊、どれも素晴らしかったです。
記念講演として東京から来られた、人権問題に取り組んでいらっしゃる先生の講演がありました。
元モデルもされていたという、とても美しい女性で、今は素晴らしい実業家でいらっしゃいます。
「つながる力、東日本大震災からみえてきたもの」というタイトルで
テレビや一般の報道では知ることの出来ない現状を拝聴させて頂きました。
途中で、もうやめてほしいと思うほどきつい内容で、終わったあと、しばらく立ち上がれませんでした。
私だけでなく、おとなりの紳士もやはり「立てませんねぇ。途中で耳をふさぎそうになりました。」と苦笑い
しかし、とても貴重な話をお聞きすることが出来て、とても感謝です。
夜のパーティーは、建築委員長がセットしてくださった女性だけの楽しい席。
講師の先生をはじめ大病院の理事長、中学校の校長先生、踊りのお師匠さんなど
皆さん、キャリアのあるきりりとした女性ばかりです。
新治、緊張!どうしましょ(@_@;)
ですが、気さくでとても楽しい方たちばかりで、「わーい、女子会だわ 」と大はしゃぎε-(´∀`*)ホッ
わたしも、負けじと大はしゃぎ!
しかし、さすがにお話はどれも内容深く筋があり、たくさんお勉強させて頂きました。
隣の席に座ってらした病院の理事長さんが亀岡市のゆるきゃら「かめまるくん」のバッジを下さいました。
「さし上げるから、宣伝しといてね」
ということで、かめまるくん、かわいいでしょ♪
市長さんをはじめ紳士も淑女も全員、胸には「かめまるくん」のバッジを付けてらっしゃる。
これで私も仲間入りできました(*^^)v
というわけで、インテリアコーディネートをさせていただいた亀岡市の文化センターは、いよいよオープンです。
皆様に愛される素晴らしい施設になりますように!
皆様、本日もご訪問ありがとうございました(^_^)/
質問上手が流行りのキーワードです [● インテリアの仕事]
昨日、内装材のメーカー、リリカラさんの新作発表会に行って来ました。
新作のカーテンは、上品でかつキュート!
それと、おとなモダンがステキでした。
おとなのインテリアにぴったりで、家具や照明器具までイメージできる程ステキでした。
合わせて、インテリアコーディネーター向けのセミナーがありました。
タイトルは「お客様のニーズに応えるコミュニケーション術」
元NHKアナウンサーの牛窪万里子氏のセミナーです。
牛窪先生は「アナウンサーの質問レシピ」という本を出されています。
「質問」という言葉はイマどきのキーワード
これはぜひ、拝聴しなくっちゃ。
トレンディーな内容のセミナーだけに、超満席。
わたくしは、本来じっと座ってプランを練ったりするほうが性に合っていて
お話することが少々苦手でございます(どなたでしょう、嘘だァって?)
なので、とても嬉しいセミナーです。
さすがアナウンサーさんだけあって、上品で美しい身のこなし
まずは、ここから見習わなくては(笑)
ある言葉について「これについてイメージできる言葉をできるだけ書き出しなさーい」とおっしゃって
書きだしたのですが・・・50人中2名だけ同じ言葉でした。
50人もいるのに、たった2人?それだけ?みんなでびっくり。
ありふれた言葉でも、皆それぞれ持っているイメージが違うのですね。
人って、みんな違うんだ、と改めて実感。
2人1組でパズルゲームのようなものもさせて頂いたのですが
伝言ゲームと同じで、お互い全く違う図形になってしまいます。
「えー!!!ごめんなさーい!言い方が下手でした!」
「いいえ!私の聞き方が下手でした!ごめんなさーい!」
図形を口で説明するのって、なんて難しいのでしょう。
あっちこちで、笑い声や叫び声!
笑いながらも、みんなインテリアコーディネーターなのに、こんなことでよいのか!
みんな、引きつりそう(@_@;)
やっぱり、図面やパースは大事だわ、と話をすり替えたり(笑)
いや、図面も説明がいるでしょと話を戻したり
セミナー内容は、講師の先生の企業秘密と思いますので、細かい内容がお伝えできないのですが
インテリアコーディネーターにとって、とてもためになるセミナーでした。
きちんと伝えたり、お話を聞くことは、仕事をスムーズにする上でも大切なスキルですものね。
最後になりましたがリリカラさんのノベルティは新しい見本帳のロゴ入りミニタオル
とってもカワイイ色で、しかもこれからの季節に必需品。ありがとうございまーす(^-^)。
皆様、本日もご訪問ありがとうございました。
公共施設のインテリアコーディネート [● インテリアの仕事]
亀岡市立人権福祉センターが5月に竣工しました。
この文化センターのインテリアコーディネートをさせて頂きました。
ことの起こりは、市の建築委員長さんが女性の方で
地域の人々が「来て楽しい」「また来たい」と思うような空間にしたいというご要望だったことです。
しかし、設計・工事が公共施設専門の男性ばかりで
話が分かってもらえず、孤立無援状態。
「ぜひ、インテリアコーディネーターを入れて欲しい」という事で、
私が、出動^^させて頂くこととなりました。
打ち合わせで、委員長と私が「これがカワイイかも」「う~ん、カワイイ!」 という度に
男性陣は「カワイイって、なーに?」と不思議な顔をされていましたが、
そのうちに、「・・・これも、カワイイ???って言っていいんですよね(笑)」ですって^^。
始めは、床・壁・天井材を選ぶお手伝いをという話でしたが
いやいや、そうはいかなかったのですね。
話が進むうちに、ドアのデザイン、トイレなどのピクトマーク、外壁のアイアンの妻飾り、ステンドガラス、照明器具、備品(家具/カーテン)まで
やはり、トータルで考えないとちぐはぐになってしまいます。
エントランスホールです。まるで、ホテルのロビーのようで、ここに来た途端、いい気分になります。
「毎日でも、ここに来たい!」そんな声もありうれしい限りです。
しかし、公共施設では、絶対外せないのが掲示板。
ここまでインテリアにこだわると、掲示板のデザインが悩ましい^^
そこで思いついたのが、イタリア製のモールディングを使うこと
お高くないし空間イメージにもピッタリ(上の写真右側)
これを見た時、委員長さん「なんにも貼らないでほしい」と思わず言ってしまわれました。
確かに・・・貼るのがもったいないような掲示板
でも、貼ってくださいね。
キッチン付きの、多目的利用室。高齢者のリクレーションや、地域のパーティーに使用します。
子どもたちのためのスペース。絵本の読み聞かせやクリスマス・七夕パーティーに使います。寒くないように床暖房が入っています。
情報コーナー。左のところにはパソコンが入りまーす。
和室。床の間の金箔風の壁紙とあじろ天井がポイントです。
そして
大会議室です。各種講演やコンサートにも使用します。
ありきたりの緞帳では 雰囲気ダイナシですね。
デザインを起こして作ってもらいました。
公共もののインテリアは、どうしても無難になりがちです。
しかも、市民の皆さんの大切な税金を使うわけですから、 「良い物できたけど、お金もかかった」・・・ではダメなんですね。
この施設、インテリアにすごくお金がかかったでしょ?と思われるかもしれませんが
いいえ、そんなことはありません、はじめに頂いた予算の範囲です。
同じ予算でも選定次第・工夫次第でここまで華やかにもなります。
「今後の文化施設の良い事例になるとウレシイ」と委員長さんがおっしゃってましたが、私も、全く同感です。
今回、すてきな皆様と思う存分お仕事をさせて頂きました。
ご縁があり、ご紹介いただいた方に感謝。
設計の方、工事関係の皆様、市の職員の皆様など、新しいご縁にも感謝です。
お世話になり、ありがとうございました。
このあと「オープニング記念パーティ」に呼んで頂きましたが、
その話は、またの機会に。
皆様、本日もご訪問ありがとうございました (^^♪