インテリアをはじめる前にお部屋の写真を撮りましょう [✜ インテリアを楽しもう]
過日、日経新聞にインタビュー記事を掲載して頂きました。
タイトルは「お気に入りの写真から始めるインテリア]
今日は、もう少し詳しくお気に入りの写真やお絵かきをしながら、インテリアをまとめるポイントをご紹介いたします。
さーて、インテリアを変えてみたいと思っても、なかなか腰が上がりません。
どうしていいのやら、何が違うのか、何がよいのやら・・・
長年、同じ空間を見続けていると、人間って慣れてくるのですね。
車の行き交う音や日常の雑音など、はじめは気になるけど、だんだん慣れて気にならないのと同じでしょうか。
この雑音を「ホワイトノイズ」というらしいですが、
インテリアも、長年住んでいると、この「ホワイトノイズ」ならぬ「ホワイトインテリア」があっても
気にしなくなるのでしょうか?
うちにもありますよ、「ホワイトインテリア」 ダイニングに、なぜか唐突な「青いシュレッダー」
郵便物の処理に便利ですが、「青」がいかにも事務用品の「青」でいけてません(^^;)・・・
普段は、便利に使っているのですが、時々この「青」にギョッとします。
・・・何とかしなくっちゃ。
では、このホワイトインテリア」なるものを見つけるにはどうすればいいのでしょう
そんな時におすすめなのが、「部屋を写真に撮る」 ことです。
写真は、客観的に何かを見る時にとても便利な方法です。
「えっ、こんな風なの。うちのリビング」と思ったら、インテリアを変えるチャンスです。
案外、壁のカレンダーやテーブルの上の郵便物がインテリアを台無しにしている場合があります。
いらないものが見つかった時は・・・簡単です。さっさと片付けてしまいましょう。
それだけでも、スッキリと綺麗な空間になります。
反対に、何か足らないなと思うこともあります。
あっさりし過ぎの壁とか、のっぺりしたダイニングテーブルの上とか(^_^;)
そんな時は・・・撮った写真に落書きをしてみましょう。
上の写真は、リフォームしたばかりのリビングですが、さすがにスッキリしすぎですね。
ここに、クッションやラグ、額などを描き足してみました。
白の空間に、パープルやイエローのクッションでアクセントを付けてみました。
「絵、描けませーん」という方は、お気に入りのインテリアの写真を横に並べるてみるだけでも
イメージがだんだん固まってきますよ。
さーて、イメージが決まったら、早速インテリアショップにお買い物。
しかし、ここで絶対忘れてはいけないのが、
撮った部屋の写真や、お気に入りのインテリア写真、描き足したイメージスケッチなどを持って行くことです。
インテリアショップに行くと、ディスプレーがどれも素敵で、とんでもなく目移りします。
しかも、「今流行のトレンド」なるものに、とても心動かされたりします。
「あれも素敵!」「これも、いいな!」と思っていると、だんだんわからなくなって、なぜか違うものを買ってきたりします(+o+)
私は、マンションのモデルルームのセッテイングをする時
部屋の図面はもちろんですが、壁紙などのサンプルや、スケッチ・イメージ写真を1枚の紙にまとめてから小物を買いに行きます。
でないと、現場で「これは、どこに置くつもりで買ったのでしょう(T_T)」 なんてことになります。
恐るべし、インテリアショップのディスプレーマジック!!!
写真等があると、お店の人にも相談しやすいし、迷いを避ける事もできるので、是非試して下さい。
なんとなくイメージを変えたい→なんとなく買い物に行く→いろいろ目移りする→違うけど買ってしまう→結果チグハグ
という連鎖行動だけは、ぜひ避けましょう(笑)
さて、先ほどの落書きはどうなったでしょう。
全体はモノトーンですが、シアーカーテンの線描きの花柄と無地のクッションを淡いパープルでまとめています。
やわらかモダンというところでしょうか。
壁は、横筋の入った塗壁が下からの照明に当たると、とても綺麗なので、あえて額は掛けないことにしました。
インテリアは、足し算だけでなく引き算も大切です。
さて、おとなマダムの皆様、インテリアの模様替え、やる気出ましたでしょうか ?
「うちは、難解すぎるほどごちゃごちゃになってます」という方は
ぜひ、ぜひ、シーズプランニングにご相談下さいませ!!
と、ここでちゃっかり宣伝もさせて頂きました(^_^;)
皆様、本日もご訪問ありがとうございました(^o^)丿
その昔、営業活動で、雑誌やカタログで「そっくり・そのまま・リフォーム」の展開をしました。結構評判となりました。お客様も喜ばれたし、私達も別な観点から勉強になりました。「パクリ」ですが、良い作品から得られるものが沢山ありました。
大阪流の良いもの安く。してはいけない事ですが、良い体験でした。
しかし、土足文化と素足文化の融合性は難しかったですね。
最近の中国のマンションは素足のマンションが増えています。靴は玄関か廊下に置いています。
建築と言う世界は楽しいですね。お施主様から資金を出して頂いて、その夢をかなえる仕事ですから。
その為にも本物を見続け体験習得する事が私達の使命と思います。
すこし、偉そうなこと言ってすみません(^^)
by とおる君 (2013-09-14 11:44)
とおる君さま、ご訪問ありがとうございます。
土足と素足、日本は湿度が多いので、素足の方が向いているのかもしれませんね。
たしかに、幾つになっても勉強は続きますね。
うっかりして、お客様より情報が遅れてる!なんてことにならないよう
日々精進精進です^^。
by Terumi Shinji (2013-09-18 22:48)