平城瓦の講演・・・奈良町見学
「平城瓦の知恵が現代に蘇る」-講演と奈良町見学を開催しました。インテリアコーディネーター協会関西では、毎月インテリアコーディネーターの仕事に役立つ勉強会見学会を開催していますが、今回はNPO法人[社の極」からお誘いを受け合同研修会となりました。
協会のスタッフの皆さんでまずは奈良ホテルに集合して打合せ?と称してランチを食べる。ここへ来るのは2回目ですが、何度でも訪れたい魅力がある。ホテル側の皆様のサービスがとても優雅で美しい。しぐさを見ているだけでこちらまで優雅な気分になれるのです。
夜は懇親会があるので軽く済ましましょうよ。という事でみんなサンドイッチを頼んだのですが、なかなかのボリュームでした。見てくださいこの上質なハムとローストビーフの厚さ!(小市民なコメントですね^_^;)ティールームから見るお庭も素敵で、あぁ、心もお腹も大満足
セミナー会場は奈良ホテルから歩いて1分の名勝大乗院庭園文化館のお茶室。すばらしいお庭です。
講師の先生は、東大寺をはじめ三月堂、唐招提寺などの国宝・重要文化財の屋根瓦の製造修理にかかわり、日本伝統瓦技術保存会の元会長で日本鬼師の会名誉会長のK氏。古代瓦現代瓦の物性の分析のお話から窯、また中国インドの瓦(実際に行ってこられた)のお話など大変貴重なお話をうかがう事ができました。
これは、土を盛る替りに木でつくられた瓦を乗せる下地材。1300年前のものが今私の目の前にある。(感動)
続いて「なら・町や研究会」の建築家の方たちの案内でならまちの見学。塀越しに、遅咲きの八重桜があちこちに見られて、花好きな私は大満足。
まちなみが、京都と違ってゆっくりした感じでのんびり散策できるのがうれしい。
京の町屋より奥が長くて中庭がの奥に離れや蔵がある。中庭の位置は各家が揃えていて、必ず日が当たるようになっている。
もちろん最後は懇親会。おいしい料理とビールで今日の締めくくり。楽しくて楽しくて終わってもなかなか帰らないのでしまいには本日の主催者にまるで子供の様に叱られる「みんな帰るよ!お店の人に迷惑でしょ!」・・ごめんなさい<(_ _)>。主催者のN様、今日はすっかりお世話になりありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
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